Let there be love/Oasis

第二のThe Beatles*1なんて言われ方もするOasis。イギリスロック史に残るバンドなのは間違いない。ただ、しっとり系の曲の知名度がなんとなく低いような気もする。日本で一番有名なのはWhatever*2だろうが、この曲もポップでミドルテンポの良曲という感じで、しっとり聴かせるという雰囲気からは程遠い。Don't look back in anger*3もロックにしてはしっとり目かもしれないが、ゴリゴリのロックサウンドだ。

 

では、Oasisには、Let it beのような、しっとりたっぷり聴かせる名曲はないのだろうか。

いや、そんなことはない。

 

このコロナ禍に世界中が巻き込まれている最中に、多くの人々がSNSや街中で分断を起こし、多くの悲しみが世界各地で繰り広げられている今の時代にこそ、この曲は必要なんじゃないだろうか。祈りと連帯。それがこの曲のテーマなんじゃないかと僕は思います。

fuck'inギャラガー兄弟のダブルボーカル曲、二人のシンガーとしての違いにも注目です。

それではお聴きください、Oasisで「Let There Be Love」

*1:よくカブトムシだなんだと言われますがよく見るとbe"e"tleじゃなくてbe"a"tlesなんですよね。常識かもしれませんが。まあ駄洒落です。

*2:爽やか系のビールCMとかでやたら使われているイメージがめっちゃある。使われなくなったなーと思ったらまたビールの宣伝で使われてたりする。PVの眉毛インパクトの強さが印象的。https://youtu.be/EHfx9LXzxpw

*3:リアムがとにかく暇になる曲です。バンドの代表曲として良いのだろうかこれは?っていっつも思う。ただ、リアムの声が魅力的なのは間違い無いんだけど、ノエルの声はやっぱりしっとり心に響いてくる不思議な魅力があると思ってます。名曲。https://youtu.be/r8OipmKFDeM